歩くことを考える

相変わらず、忙しい毎日を送っています。

以前と違うと感じるのは、新しいことに取り組んだり、長い時間作業に没頭していると、頭がボーっとしてきて、人の名前を言い間違えたり、記憶できなくなったりします。
やはり、脳が少し疲れているのかも。
では、睡眠時間をとればスッキリできるかというと、そういう訳でもなく、翌朝もボーっとしている感じが残ることもあります。

気分転換に散歩でもすれば?と妻に言われますが、元々が出不精ということもあり、外出自体がとても億劫で、予定があるからなんとか家を出るという状態です。

私もこれではマズイなぁと思い、いろいろ調べてみると「歩行瞑想」というものを見つけました。
その名のとおり、歩くということに集中して余計なことにとらわれず、頭をリフレッシュするというもののようです。
今の私に不足している運動と頭のリフレッシュができるという、一石二鳥のアイデアです。
しかし、実行もしていない段階で言うのもよくないとは思うのですが、ただ歩くだけだと、私の場合には、すぐに飽きてしまうような気がするのです。

やはり、なにか目的を作って外に出る気持ちを起こすしかないのかも?
でも、そもそも目的を作ったら脳のリフレッシュはできるのか?
そうやって行きつ戻りつ考えていること自体が、また脳を疲れさせているような。

解決法は、また次回に。

疲れた日々と旅の窓

同じ本を読んで、読むたびに感想が変わるのか?
私は、変わると思います。年齢、時間、季節、そして、今の私に当てはめれば、日々の疲労感によっても変わると思います。

個人的に3月以降の繁忙期を経て、4月からも忙しい日々を送っています。

そのようななか、沢木 耕太郎さんの「旅の窓」(幻冬舎文庫)を読んでいます。
私がこの本を読むのは2度目、もしかしたら3度目かもしれません。

遅い時間、仕事からの帰り道、「疲れたな~」と感じながら読んでいると、写真と短い文章でつづられる旅の思い出が、私をその時間だけ旅に連れて行ってくれます。
以前読んだときには、「旅に出たとしても、ここまでいろいろなことを感じることはできないな」と思った記憶があるのですが、今の忙しい毎日と重ねた年齢によって、読後感が変わったように思います。

5月の連休まで、あと半月。

緊張から始まる新たな一歩

4月より新しい職場へ通っています。
私は、社会人になってすでに何十年たっていますが、新しい職場へ異動すると、やはり最初は緊張するものです。
新しい仕事の内容はもちろん、職場の環境、人間関係など、最初からつまづかないように気を使い続ける毎日を送っています。

4月1日、新聞にてサントリーのメッセージ広告を読みました。
一杯の語らい。「空っぽのグラス諸君。」
作家 伊集院 静さんが、新社会人へ向けて書いたメッセージです。こんな私にも気になる内容で、そのページだけ抜き取って今も手元に残しています。
伊集院さんが言う「仕事の心棒」。これは入社してから何年たっても常に問い続ける必要があると、私は感じました。