ヤリスがマイナーチェンジ

2024年1月、ヤリスが一部改良されたそうです。

改良された内容を見ると、私にとっては旧型(我が家のゆ太郎号)でも十分だなぁっと思いました。
むしろ、メーターのデザインが変更されたり、カーナビがネット接続必須とされたり(オプションでデータ保存もできるようです)するなど、個人的には旧型の方が良いと思える点もあります。

それにしても新型のヤリスをほとんど見ません。
駐車場でたまたま他のヤリスの隣に停めることがあり、ふと振り返って見たら新型のヤリスでした。しかし、私が見たのは、その1度きり。
さらに、トヨタショールームに置かれている車まで旧型のままです。
そこでトヨタのサイトを調べてみると、これを書いている時点で納車まで6か月以上とアナウンスされており、新型をほとんど見ない理由はこのあたりにあるのだと納得しました。

我が家のヤリス、ゆ太郎号が来てから約4か月が経過しました。
この間3,300キロほど走行していますが、燃費も満足のいく結果を残していて、調子も快調そのものです。
ゴールデンウィークには、はじめてのロングドライブへ行く予定です。

夜行列車の思い出 トルコ

2回目の夜行列車の乗車したのは、トルコでした。
パスポートのスタンプで確認してみると、トルコを旅行したのは16年前。改めて見直してみるとエジプト旅行の次の年で、2年続けて夜行列車に乗車していたようです。

こちらもツアー旅行のひとり参加で、イスタンブールへ到着し、トルコツアーの定番と言えるコースをたどり、再びイスタンブールへ帰るため首都アンカラから夜行列車に乗車したことを覚えています。
しかし、実のところ、トルコでの夜行列車の乗車体験については、あまり覚えていません。おそらく、エジプトの夜行列車のような強烈な体験がなかったからでしょう。

それでも私が覚えているのは、翌朝見た車窓からの風景です。
終点に近づくにつれて列車は各駅停車のように停車しました。車窓からは、これから他の列車に乗るためにホームで待っているトルコの人々が見えました。
朝焼けに照らされている異国の街とそこに住む人々を見ていると、改めて海外にいることを実感して、ジッと車窓から見える風景を見つめていたことを思い出します。

トルコには、さらにもう1度旅行しているのですが、イスタンブールの街には三度行きたいと思っています。次回は個人旅行でのんびり街を歩いて観光することが目標です。

夜行列車の思い出 エジプト

先日、サンライズ出雲に乗車したことがきっかけとなって、過去に乗った夜行列車でのことを思い出しました。
ほとんど唯一の記録であるパスポートを見返してみると、2007年9月にエジプトへ旅行しています。これを書いている時点で約17年前のことですので、これからの旅の参考にはならないと思います。あくまでも個人の思い出話としてお読みください。

私が乗車したのは、エジプトの首都カイロから南部の街アスワンまでの夜行列車です。
ツアー旅行にひとり参加していて、初日にピラミッドやモスクなどを観光し、次の日から南部のアスワンやアブシンベルを観光するため、夜のうちにエジプトを南北に縦断してしまおう、というルートでした。

私が乗車したのは2人用の個室で、同室者はいなかったので個室状態でした。
車両ごとに車掌さんがいて、夕食と朝食の準備、ベッドメーキングなどを行ってくれます(金額までは覚えていませんが、チップが必要)。
夕食は暖かいスープなどがついていて普通でしたが、朝食は、味が多少違うパンが5個だけという、炭水化物のパンチがきいた食事でした。

この旅行の期間がイスラム教のラマダン(断食月)にあたっていて、お昼の機内食イスラム教徒以外の乗客だけに配られたり、エジプトの現地ガイドさんは、日中飲まず食わずで働くので、夕方になると極端に機嫌が悪くなるという、他の時期にはない経験をしました。
おそらく、この列車での朝食もイスラム教徒以外にだけ出されたものだったので、このようなメニューだったのかもしれません。

そして、この夜行列車のことで強烈に覚えているのはトイレです。
車両に1か所ずつトイレがあり、「時間がたつと汚くなる」という情報は事前に聞いていましたが、あまり気にはしていませんでした。
夕食後、はじめてトイレに行ってビックリ!便器の底から線路が見えていました。
「まあ、エジプトは乾燥しているし臭わないのだろうな」と妙な理由を考えて納得し、そのまま使用したことを覚えています。

エジプトは、ピラミッドやアブシンベルの神殿などの遺跡が有名ですが、日中の断食から解放された後の夜の街の喧騒やナイル川の水上から見た夕陽の美しさなどが記憶に残っていて、私のなかでは必ず再訪したい国のひとつです。