もともとあまり落語に興味はなかったのですが、妻に付き合って行くうち、私にとっても楽しみのひとつになりました。
年間に数回行く程度ですから、詳しいことはわかりません。それでも最近なんとなくですが、落語家さんそれぞれの芸の個性については、わかりかけてきたような気がします。
落語の公演では、多少の演出の違いはあるけれど、基本的に高座に座布団がひとつ置いてあるだけです。そこに落語家さんが座り、ひとりで何人もの役柄を演じて物語を進めていくわけですから、これほどシンプルな芸は、他には無いのではないかと思います。
私は、落語がシンプルだからこそ、私のような素人でも十分にわかりやすく楽しむことができるのだと感じています。
公演へ行って直接見て聴いたほうが良いとは思いますが、個人的にはNHKの「超入門！落語 THE MOVIE」もお勧めです。
