年の初めに買ったもの

能登半島地震にて被害にあわれた方へお見舞い申し上げます。

お正月に私が購入したものは、福袋や初売りの特売品ではなく、三省堂国語辞典(第八版)でした。
私が国語辞典を買ったのは、ウン十年ぶりです。

先月からブログを書くようになり、至極簡単な内容しか書いていないものの、やはり言葉の意味を調べる回数が増えました。
インターネットで検索すれば調べることは簡単で、私もそのように調べていたのですが、繰り返しているうちに馴染んでいる本の辞典を使いたくなりました。

試しに「なんとなく」と「つづり」について調べてみました。
「なんとなく」とは、「べつに何の理由・目的もなく。」という意味もあるとのことで、私の思っていたとおりでした。
次に「つづり」を調べると、「つづること。つづったもの。」とあって、意味の解説になってないかも?しかし、次の「つづる」を読むと「つなぎあわせる。」「ことばを続けて文章を作る」と書かれていて、こちらも私の思っていたとおりの意味だと分かりました。

そうやって国語辞典をめくっていると、全然関係のない「美人局」(つつもたせ)の解説を読んでいたりして、ついつい寄り道をしてしまうのですが、そうした寄り道をするのが本の辞典の魅力のひとつではないかと私は思っています。